2011年4月30日土曜日

聖金曜日パフォーマンスより、"Miserere Mei" ビデオ

先週のパフォーマンス(40分強)より、"Miserere Mei"(Load, have mercy on us)の部分をアップロードしました。いかにも聖金曜日の雰囲気でありますね~。

今日Danse Perdueのメンバーと、自分たちの公演のビデオを見ながら色々話し合ってきたところ…。4月9日Velocity Theaterでの公演45分と、聖金曜日の40分ビデオを2本じっくりと見て批評しあって4時間半…ぐったり。でもこういうプロセスが大事ですね。




Good Friday requiem at el teatro de la Psychomachia, Seattle, 4/22/2011.
"Miserere Mei" Seven stations of falling and waiting along an anguished journey - Butoh performance by Danse Perdue (Vanessa Skantze, Alex Ruhe, Kaoru Okumura) with live music & sound by Joy Von Spain, Masaki Satsu

2011年4月22日金曜日

「兎月の宵」ビデオ

思いっきり遅くなりましたが、ようやくRabbit Moon Rising 3/19/2011のビデオを、バニさんの助けを借りて編集しました。

TSIの会場は実によい雰囲気なのですが、カメラ設置ポイントが難しく、画面からすぐに出てしまうために編集が必須…。日没後次第に暗くなっていく画面など、編集がややこしくてつい遅くなってしまいました。

ちなみに、これはYさんからお借りした、デジタル一眼カメラ SONY NEX-3にて撮影しています(とはいえ、後処理がんがんかけてます)

このときには、20分強のソロを休憩をはさんで二つ、という演目。前半は白い衣装、このビデオは後半、黒い衣装にていつもとはちょいと違ったスタイルを試してみたかった…のですが、如何でしょう?

また、Tomozoさんに素敵なレビュー記事を書いていただきました。どうぞ、こちらもご覧ください





2011年3月19日
「Rabbit Moon Rising」 道教学院ベネフィットコンサート @ Taoist Studies Institute, Seattle WA
Serge Gubelman: Sound:Didgeridoo, Bells, Gongs; 奥村薫:Movement

2011年4月19日火曜日

05.14.2011[イベント予告] MIKO KURO's Midnight Tea

とっておきの摩訶不思議イベント、「MOKO KURO's Midnight Tea - Ichi Go Ichi E」がシアトルにて、5月14日深夜に開催されます。当方も Collaborative Performer として参加いたします。
ご興味のある方は、即予約を!(すぐに満席になるかと思われますので)
http://www.mikokuro.com/
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ちなみに4月22日 聖金曜日(Good Friday)の夜には、Teatro de la Psychomachiaにてパフォーマンス!
Teatro de la Psychomachia: 1534 1st Ave S. Seattle, WA
2011年4月22日土曜日 8時半開場、9時開演

  • Danse Perdue (Vanessa, Alex, Kaoru) + Baset - "Miserere Mei"
    Seven stations of falling and waiting along an anguished journey. Butoh dance with live music/noise/vocals by Masaki Satsu & Joy Von Spain
  • Victoria's SecretIons - "Hanford Mon Amor"
    An exploration of the history and legacy of the Hanford Nuclear Site utilizing dance, sound, original animation and stock film footage.
  • Aural Antithesis + ~adc - "MaM"
    Sculpture, video and sound focused on the constant battle against our own creations. We explore the systems we created, the systems we are slaves to, and the system most likely to be our ultimate demise.
  • Tyler Stockton - spoken word

2011年4月17日日曜日

Performance Video: Valence (4/9)

遅ればせながら、キャピタルヒルはVelocity Theatreでの「Valence」というイベントの紹介を。
2011年4月9日に開催されたこのイベント、第一部は、タンゴ、コンタクトインプロビゼーション、ベリーダンス、ノイズミュージック等など、第二部は暗黒舞踏という、ある種ごたまぜのショーをシアトル大学のジェシカさんがプロデュース。

いやはや、どんなパフォーマンスになるのか確信が無かったので、知り合いなどには特にお勧めしなかったのだが、結果的には大変に充実したパフォーマンスでありました。

今回のピースは、Alex、Vanessa、Helenと当方の4人。直前までコレオグラフィーを色々と作りこんで、むっちゃ複雑なピースとなりましたが、さすがにコアなメンバーのみでの構成、本番は見事な集中力と調和で、それぞれのシーンがかっきりと絵になる作品となったのではないかと思います。
動いているメインのパートの他、静止しているそれぞれがびしっと決まって、ある種数学的な配置の美学だったのではないかと…。

ことに、「いやあ、Butohを見たのは今回初めてなんだけど…」というお客様も多く居られて、その方々と言葉を交わせたのが嬉しかったのであります。

ただ、照明、暗すぎました。ドレスリハーサルのときに、「も少し明るく、中心じゃない人も暗いなりに見える程度に…。」と繰り返してお願いしたのですが…特にビデオだとまったく見えなくなっちゃうシーンもありますね。

"Climbing Down" by Danse Perdue (Vanessa, Alex, Helen, Kaoru); sound: Joy & Pete; video by benj cameron
Part 1: [21:10]


Part 2: [21:13]

2011年4月16日土曜日

「太鼓の学校」@Bellevue宇和島屋オープニング

今日はベルビュー宇和島屋のグランドオープニング。太鼓の学校のパフォーマンスがあるとのことで、シアトルにリハーサルに行く途中で寄ってみた。



やはり太鼓はカッコいいですね~。音が身体に響きます。


メンバーが腰に巻いている布がなかなかに格好良く、古裂かと思えば、ベルビューの手芸屋で仕入れた布だとのこと。さっそくそれと思しき店に行ってみたら…。
QuiltWorks Northwest 121A 107th Avenue NE, Bellevue, WA 98004

なんと和風の布がずらりと並んでいるではないですか!?

なんか作ってみたくなるよ…110cm位の幅だが浴衣とかこれで作れるかな。

4月7日パフォーマンスより

先週木曜日のパフォーマンスのビデオがアップされてました。
これは、本当に即興でしてあまり力も入れてなく、当方は特にビデオ撮りもしてなかったのですが…

シアトル訪問中のVanessaのお姉さまのために企画したパーティですので、今回はVanessaが主役~であります。

Danse Perdue (Butoh performance, Vanessa+Alex+Kaoru)
with Joy Von Spain-voice, piano; Count Constantin-violin
4/7/2010 at Teatro de la Psychomachia, Seattle WA

Part 1:  [17:14]


Part 2: [20:59]

2011年4月15日金曜日

つくしんぼも巨大化するのか…

アメリカは何でも大きい!というのがこちらに来た頃の素直な感想であった。食事の量も多い、木々もでかい、猫も巨大な奴がいる。そして、つくしんぼだって、お笑い種のように巨大だ。

この時期、わらわらと川原やら、湿地帯やら、路地端に出てくる。その姿はまるでジェラシックパーク。先日、友人とさんとこのあたりを回ったときにも、これを狙って近所の公園に行き、シアトル2年目の彼女にはかなり受けていました。やったね。(Tomozoさんのブログ

つい、遊び心でやってしまったこと↓
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このところ、雨が多くて河川が氾濫しかけている。川のみならず湖の水面もかなり上昇している。そして水の質感が、なんとなく不気味なのだ…
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ここは、湖面に小さな水流が流れ込むところ。かすかにさざめく湖面の水と、とろ~りと流れ込む手前の水面の対象が面白い。
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おまけは、樹上の孔雀…。みなさまご存知のWoodinville名物、St. Michael Winaryにて、野放し孔雀であります。
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2011年4月10日日曜日

墓場にて桜花を

花吹雪、小雨とともに、風に舞う…

シアトルの桜が、長いこと開花したままなのは、やはり気温が上がらないからなのだろうか? 2週間ほど前から咲いている桜を、Arboretum(植物園)、シアトル大学のソメイヨシノと楽しんできた。

個人的趣味としては、桜に青空はどうもあからさまな感がある。にび色の曇天、さらには雨模様、あるいは闇の中の桜のほうが情緒的だよな…。
さて小雨が降ったりやんだりの今日、シアトルのLake View Cemeteryに行ってまいりました。静かに散り始めた桜を眺めながら墓場を歩く。

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桜の樹といえば、こんなにも美しいのはその下に死体が埋まっているからだと言った梶井基次郎。なんとも、妖艶な世界を思い浮かべますが、久々に原典を読んでみると、頭に残っていたイメージとは多少異なっておりました。
「桜の樹の下には」梶井基次郎@青空文庫

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このLakeView Cemetery、ブルース・リーの墓の前だけは人が絶えないが、それでも桜を満喫できる場所としては人が少ない。独り、ぼ~っと花吹雪に向かい舞い散る花びらの軌跡を辿る。あるいは風に背を向け、飛び去ってゆく花弁の行方を追う…

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静かな花を見たい人には、なかなかお勧めの場所かと…。ちなみに夕方6時でゲートがしまるそうですので、夜桜は無理。

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Flick! でもっと写真を見るには、こちらからどうぞ→  http://www.flickr.com/photos/kaoru_o/