2011年6月22日水曜日

中世の曲とハーディーガーティで踊る。

またもや面白い楽器が登場いたします。これは、ハーディーガーティ、弦楽器なのですが、弓ではなく、クランクで丸い板をまわして弦をこする仕組みになっています。また、ドローン弦を持ち、バグパイプのように通奏低音を足すことも出来ます。

主に中世の曲、および喉唄など6曲くらいでしたでしょうか、BenjさんのハーディーガーティとVanessaのボーカルにて。Alexと当方が即興で踊っています。

2011年5月21日 Bonsoir Samdi @ teatro de la Psychomachia [31:37]


【追記】これらの曲はSephardic (スペイン系ユダヤ人)のトラッド、 「El Rey De Francia  (フランスの王)」という唄あるいはシリーズだそうです。

2011年6月21日火曜日

赤い長襦袢で踊ってみた

最近は、Benjさんが我々Danse Perdueのビデオを撮影して、すぐにYouTubeにあげてくださっています。これは、土曜日の月例パフォーマンスでのもの。

赤い長襦袢は、福岡の同窓生からいただいたものと、先日日本文化センターのバザーで入手したもの。黒の帯とあわせて、襷もプラスして…。というのが、Vanessaと私の衣装。Alexには前回手作りしたものを着せました。

衣装を変えると、今までのDanse Perdueとは、多少違った雰囲気になりますね~。お暇な方はビデオをご覧ください。

noisepoetnobody with Danse Perdue, 6 /18 /11 Teatro de la Psychomachia, Seattle, WA [18:39]
video by benj cameron

2011年6月20日月曜日

やはりFlickr!で写真が見つかることが多い

シアトル国際ダンスフェスティバルでの屋外公演、レイクユニオン公園では、我々の写真を撮ってる人もいっぱいいました。どこかにあがってくるだろうな…という訳で、色々試しに探してみたところ、

  1. Twitterは、ほとんど有意な情報・イメージがあがってこない。ポピュラーだし、携帯からそのままアップしてる人がいるかと思ったけれども、イメージつきのつぶやきは見当たらず
  2. Picasaでも出てきませんね~。Bloggerの写真はPicasaに行くはずなのだが、検索では出てこない設定なのか。
  3. Flickr!強し。それも、即日上げてくる人がいた。クオリティの良いものがいくつも出てくる。Flickrメール経由で、写真家の方ともコンタクトが取れました。こちらが、Galleryに入れてグループ名、登場人物、説明などを追加しておいたら、向こうからコンタクトしてきてくださいました。
数日振りにまたFlickrを調べてみたら、いい感じの写真が上がってました。嬉しいね!
International Dance Festival - Seattle
Seattle International Dance Festival, 2011 (c) dbverbitsky

Flickr photo stream "International Dance Festival - Seattle" by (c) dbverbitsky
http://www.flickr.com/photos/dbverbitsky/sets/72157626971800974/detail/

2011年6月19日日曜日

牡蠣狩りに初挑戦

満月より数日後の今日、潮の引き具合も良いとかで、牡蠣狩り(こちらではオイスター・ハンティングと言います)に連れて行ってもらいました。

ハンティングという雰囲気とは大違い…というのが、

1)牡蠣はひたすらその辺に転がっている。探すまでもない。一面の牡蠣…。ただし、牡蠣殻の長さが2.5インチ以下は採ってはいけない。
DSC04679

2)牡蠣は剥き身にして牡蠣殻をその場に残さなければならない。と言うわけで、労力の大半は、実は牡蠣殻を開けることに費やされる。そして中身だけをビニール袋へ投入。
DSC04672

潮の引いたある一画が、ひたすらに牡蠣なのである。常に牡蠣の上を歩いている、牡蠣の上にしゃがんでいる状態。ただし、その多くは既に残骸となった牡蠣殻。あるいは、数個の牡蠣が合体して、いかにも開けにくそ~うなオブジェ状のモノたち。
DSC04680_RAW

養殖の牡蠣みたいに開けやすい格好はしていないし、開けにくいものが残っているわけなので、結構格闘となる。牡蠣の貝柱は2箇所。ちょうつがいのほうからナイフを入れて、まずは一つ目を切る。そして、ぐいっと外側にナイフを滑らせてうまくもうひとつの貝柱を切れると、面白いようにふっと殻が開く。でも、二つ目の貝柱が切りにくいのよね~。ぐさぐさやっていると、貝殻が毀れてじゃりじゃりのが混ざってしまう。

さて、収穫ブツは浜辺のバーベキューコーナーのPさんのところへ!早速に採れたて牡蠣のバター焼きとなりました。絶品であります。
DSC04660

実は、綺麗に剥けたときには、そぉっと貝柱のところを削って、そのまんま刺身でついと食べてみました。いやあ、濃厚だし、新鮮だし、最高です!生牡蠣でもいけるのかも知れませんが、用心のため、貝柱のところだけ…。

Northwestは牡蠣の本場で、様々な種類の牡蠣が売っています。それぞれに味が違うのですが、今日採った牡蠣は、どちらかと言うとクリーミーで、濃厚で、大味。まあ、実際巨大ですからね~。オレゴンの牡蠣に近い感じであります。時期のせいかも知れません。お店で食べる牡蠣も夏場はこんな濃厚&巨大なものになっていたような。

6月というと、一般的な牡蠣のシーズンからは外れているのだけど、何故か牡蠣狩りは5~6月に行くケースが多いようです。

ちなみに、牡蠣狩りには、Shellfish & Seaweedライセンスが必要(年間パス手数料込み$14)。本日の狩場は、ギグ・ハーバー近くのKopachuck州立公園。1時間ほどのドライブ距離です。

2011年6月16日木曜日

完全に即興だと、どうなるか…?という一例

少々昔のパフォーマンスのビデオが、上がってきました。

2011年4月7日、いつものTeatro de la Psychomachiaにて、Danse Perdueの3人が踊ったものです。このときには、完全に即興舞踏…な~んにも決めずにやってみました。3人ですので、シンクロする対が変遷する感触が面白いかな。

40分弱のパフォーマンスから、ある唄の部分[7:45]を切り出した映像です。



即興って、やはり愉悦ですわね。そちらに流れることの如何を問うこともありえますが、このときには内輪のイベントと言うことで…

ビデオ撮影&編集:Benjさん
Movement: Danse Perdue (Vanessa Skantze, Alex Ruhe, Kaoru Okumura)
Music: Joy Von Spain & Count Constantin, Cover of the Swans song "Fool"

2011年6月15日水曜日

日本文化センターのバザーにての収穫

Japanese Cultural and Community Center of Washingtonが6月10、11日に、All Things Japanese Saleというのをやるとのことで、10日金曜日に行ってきました。昨年は、バザーとしてかなり大掛かりな企画でしたが、今年は日本モノに絞ったらしく比較的こじんまりと…

早くに行ったので、古本など色々仕入れてきました。
さてさて、こちらが今回の収穫


長じゅばんが、真っ赤のものと、赤に白の模様入り、お手軽な黒の帯、以上が舞踏の衣装として…
および古本を、手当たり次第に13冊。
JCCCWさま、有難うございます~

2011年6月14日火曜日

シアトル国際ダンスフェスティバルの写真@Lake Union Park

6月3日から9日がシアトル舞踏フェスティバルで、引き続き6月10日からシアトル国際ダンスフェスティバルという過酷なスケジュールでありました。

我々 DAIPANbutoh はシアトル国際ダンスフェスティバルArt On The Flyの一環として、6月11日(土曜) 3時~6時の3時間にわたり Lake Union Parkにて屋外公演を。

公園にはカメラマンもいっぱい来ていましたね~。青空と雲がドラマチックな日でした。

まずは、Brianaさんの写真をFlickr!から…。

Issac Bekker IMG_6596

IMG_6459 IMG_6185 IMG_6060
Brianaさんの写真集: Art On the Fly http://www.flickr.com/photos/brianajones/sets/72157626821711593/

また、Joshua Weinerさんというかたの写真も見事です。Bloggerでのシェアができない設定でアップロードされていますので、リンクをたどってみてくださいませ。

2011年6月10日金曜日

2011年舞踏祭:ビデオ総集編

シアトル舞踏祭が終わって、今日からはシアトル国際ダンス祭が始まっています。

舞踏祭、一日目分から非公式ビデオを2本アップしました。また、二日目のビデオもBenjさんが掲載しましたので、ここに両日のプログラムを紹介いたしましょう。


一日目 6/3分
Brianaさんによる写真はこちら: http://www.flickr.com/photos/brianajones/sets/72157626778386755/

Shattercave [24:41]
Mary Cutrera & Helen Thorsen; サウンド: Noisepoetnobody
さすが、Helenの作品は、きちんと作ってあります。

Black Widow
Kogut (Joan Laage) :ジョーンは撮影を嫌うために、このピースのビジュアルは無し。

** 休憩 **

View from a top of the dune 
ハルピン派 玉野黄市&弘子 (特別ゲスト)
音楽: 喜太郎

The Last Potato: Sacrament and Gluttony [17:57]
パフォーマー:Sheri Brown, Diana García-Snyder, Alan Sutherland
ライブサウンド: Pretty Abandoned: Rosalynn DeRoos, Brian Hartman, Kevin Millard, Monica Schley, Noah Wilson
ん~、コメディかぁ…。



二日目 6/4分は、Benjさんの撮影・編集にて

Miserere Mei [25:41]
by Danse Perdue (Vanessa, Alex, 薫)
ライブサウンド: Joy Von Spain and Masaki Satsu

昨日のブログにも載せましたが、直リンクはこちらになります → http://www.youtube.com/watch?v=veZdwbBqYNQ

Soil
by マイケル坂本 (LA ゲストアーティスト)[15:44]
禅の公案に基づく作品だそうです。

** 休憩 **

1,000 Cracks [11:49]
by Tanya Calamoneri (New York ゲストアーティスト)
サラ・ペイリン、日本の能、および氷上魚釣りにインスパイアされた作品とのこと


Swallowing the Moon [23:15]
振付: Douglas Ridings
by Joan Laage (Rahu the serpent head, the moon, Saturn), Sheri Brown & Diana Garcia-Snyder
2011年6月15日の皆既月蝕に寄せて...

Brianaさんによる二日目の写真はこちら:  http://www.flickr.com/photos/brianajones/sets/72157626903047922/

2011年6月9日木曜日

さて我々の公演ビデオ&写真です@シアトル舞踏フェスティバル2011

6月4日シアトル舞踏フェスティバル2011での公演の写真およびビデオがあがってきました。ちょっとどきどきしながら、写真&ビデオチェック…

「Miserere Mei(我を哀れみたまえ…)」
パフォーマンス、コレオグラフィー: Danse Perdue (Vanessa Skantze, Alex Ruhe, 奥村薫)
サウンド: Joy von Spain and Masaki Satsu

(c) Briana Jones
Brianaさんが撮った写真から、Flickr!のギャラリーとしてまとめてみました。
【安全レベル=Moderate】衣装がナニですので、リンクをクリックする際にはユーザー責任にてお願いいたします→ http://www.flickr.com/photos/kaoru_o/galleries/72157626780612219/ 

最近はDanse Perdueのコスチュームも担当するようになってしまった。今回は、布からちゃんと気合入れて作ってみました。存在を主張しないと言う意味で、良い衣装だったのではないかと…

こちらが、Benjさん撮影編集のビデオ。同様に安全レベル=Moderateですので、ご覧になる方は、心の準備をしてから、クリックしてくださいね~。


まあ、舞踏ですから、エロティシズムとある程度の裸体性は、作品によっては出現しますんでご了解のほどを…って、こんなの出すと、無茶苦茶引かれてしまうかしらん?
YouTubeリンク:http://www.youtube.com/watch?v=veZdwbBqYNQ [25:41]

2011年6月8日水曜日

シアトル国際ダンスフェスティバル:6/11に踊ります

シアトル舞踏フェスティバルの翌週が、シアトル国際ダンスフェスティバルという、とんでもないスケジュールであります…
レイクユニオンパーク

我々は6月11日土曜日、午後3時ごろから6時まで約3時間、レイクユニオンパークにて踊ります。たしか完成したての公園で、もうしばらくすると、MOHAI(Museum of History and Industry)がここに引っ越してくるらしい。

Lake Union Park: 860 Terry Avenue North, Seattle

リハーサルに現地に行ってきました。今回は、あまり舞踏っぽくないメンバーも含めたFamily Friendlyなイベントとなるでしょう。ゴングやクラリネット、コーラス、アフリカンドラムなどのライブ付き。

また、この日は、サウスレイクユニオンエリアで、正午から色んなダンスグループがArt On the Flyの一環として、路上でパフォーマンスを繰り広げていることかと思います。

お時間のある方は、レイクユニオンの眺めもよいですので、遊びに来てくださいね。我々のは後半のほうが盛り上がるかも…

2011年6月5日日曜日

シアトルButohフェスティバル中間報告

6月3日から始まったシアトルButohフェスティバルのために、しばし怒涛の日々でありました。今日のプログラムが終わってようやく山場を越えた感があります。

今回パフォーマンス衣装も、全部手作り。布買ってきて、縫いました。通しリハーサルの際にようやく3人分揃いました。面白い作業とはいえ、神経を使うし、かなりの時間を食います…。

ButohフォーラムI @Frye Museum
またプログラム作成も結構大掛かりです。パフォーマンス2日間(各4公演)の解説とパフォーマーの略歴・ワークショップ3種類・フォーラム3つに広告たくさん!リーガル用紙に4段組びっちりに詰め込んで、4枚分。今回は早めにスタートして、一週間前にはそれなりに形を成したのでしめしめと思っていたら、直前になって、がんがん修正や追加が入るわ、入るわ。結局当日の朝、Kinko'sが開く時間に飛び込むも、何せ総ページ数800枚の印刷には、時間がかかる…。その足で、初日のフォーラム会場Frye Museumに10時に到着。ふ~。

"The Last Potato" Butoh Comedy
その後、通しリハーサルを行って、夜の公演に突入。この日はカメラ&ビデオ担当だけなので、まだ楽であります。

土曜日には、ハルピン派のワークショップ3時間の後に、いよいよ我々Danse Perdueのパフォーマンス。ちょいと心配していたけれど、かえって身体の調子はよかったかなあ。
力を入れて準備してきた作品でもあるので、公演を終えての自己評価は辛めではあるものの、構成・音楽・衣装等も含めてかなりインパクトのある作品となったのではないかと思います…。

今日日曜日は、ハルピン派ワークショップ2日目。引き続き、シアトル大学にてフォーラム「舞踏とスピリチュアリティ/禅/哲学」のパネリスト。皆10分間づつ、このテーマで話す。名指しで質問が来て、どきっとした場面もありましたが、とりあえず無事終了!

金曜日と日曜日のフォーラムでの非公式通訳というのも、なんともプレッシャーだった…

が、あとは、月曜日、火曜日とそれぞれ別のゲストによるワークショップ、および木曜日のフォーラムを残すばかり。当方としては単なる参加者でよいので、気が楽だわ。

帰宅後、香ばしく焼き上げた和牛ステーキにかぶりついて、任務完了をひとり祝ったのでありました。

2011年6月3日金曜日

深夜のお茶会より写真を…

最近はじたばたしていて、ブログにあげそこなっているものに気づきました。
遅まきながら、先月のイベント「MIKOKURO's Midnight Tea」からの写真をいくつか紹介いたしましょう。シアトルはパイオニアスクエアのArtXchange Seattleにて、深夜に開催されたこのお茶会、あやしさ全開のハプニングイベントでありました。

MIKOKUROサイトの写真はこちらから





いずれも(c) Leigh Hawthornさんによる撮影です。
いやあ、付けまつげってのを初めてつけました。それも羽がついてる無茶苦茶長い奴です。ん~、これって目蓋の筋肉トレーニングかい!?なんだか、常時目を閉じているような感触であります。いつも視界に白い羽が、かぶさってくるもので…。
Black Birdという想定の当方が、孔雀の羽を持って遊んでいたのですが、ゲスト参加型のイベントでして、某参加者が孔雀の羽をぶすぶすと、それは見事に盛り上げた髪や衣装に挿してくれました!
なかなかにアーティスティックになりましたけどね~。

この日は9時に会場入りしてメークやヘアの準備、11時半からお客様が来だして、深夜2時半ごろまでやっていたかなあ。その間ずっと当方は舞踏体勢。イベントは耐久力です!

こちらのビデオでもちょいと雰囲気を味わえるかも