今朝は8時半より重要なオンライン・チーム・ミーティング。しっかり目覚ましをかけたものの、前夜にベッドに行ったのが2時半。その上、前日は午前4時就寝、8時半起床である。これは危ないって思いますよね。
いったん目が覚めたのが7時。うう、もう少し…。Zzzz...
ふと気が付いた時には、それから色んな夢いっぱい見た後。これはもしやして寝過ごした!?と枕もとの携帯を手に取るが、現在時刻がよく読み取れない。う~目の焦点が合わないよ。なんか変だなあ。ど~しても時間が分からないので、起き上がって隣室に向かう。急いで廊下を進むもなかなか辿り着かない。
ようやく着いた部屋には、Pさんとその友人が宿泊していて、子供たち4人くらいが騒いでいる。朝の準備が出来ていなくて、親に叱られている模様。一呼吸したのちに、気合を入れて雷を落として、彼らを鎮める。そうだよ、こちらは客室じゃあないか、オンラインミーティングには書斎のほうに行かなきゃ。書斎はベッドルームのすぐ前なんだよな~、廊下のこちらまで来る必要、無かったじゃないか。
と、長い廊下を必死に戻る。何故か自分の家の中なのに、廊下の両側はパブリックスペースやら他の人の家やらになっている。空間がゆがんでいるよ、てことは夢の中だわ。起きなきゃ!
書斎のとこまで戻ってドアを開けると…そこは高級レストランの一室に繋がっていた。ウエイターと客たちが私を見つめる。いかん、これも夢だ。
引き返して隣のドアを開ける。今度こそ書斎!でも、そこはまた別のラウンジ。おそらく夢だわ。
どうしたら夢から覚めることが出来る?そうだ、飛んでみよう、飛べたら確実にそれは夢ってことだから…。と言うわけで、ふうっと自分の身体を空中に浮かべてみる。お~、楽に浮かぶわ、やっぱり夢じゃん。
え、夢ってはっきり分かっても、夢から覚めないの!?
とするうちに、艦内放送が聞こえてきて、危険人物が白い大砲を持って船内にいる模様とのこと。え、キャスタ付きの白い演壇のようなものを移動させている鋭い目つきの男が!隣の人に近づくと、砲身が伸びてカメラレンズ状のものがきゅいきゅいと焦点を合わせる。緊張の一瞬。そして今度は私に。至近距離なんですけど~。覚悟しなきゃいかんのですか?
これって、まさしく私好みの夢だよ、と気づく。てことは夢だわ。
夢だって分かっているのに、でも、夢の現実感が凄まじすぎて、惹き込まれてしまうんだよな…と解析する、それも夢の中だとわかっているのだが、どうしたら夢から脱出できる?
むりやり自分の身体を引きずって、船の甲板に出る。海に飛び込めば目が覚めるかなあ…。いかん、あそこに鮫がいるよ。飛び込んだら、また夢の現実感にとらわれて、逃れられなくなるわ。どうしたらこの夢から覚める?
そうだ、夢の身体ではなくって、眠っている身体の手に辿り着ければ…。なかなか動かないよな~。やっぱり眠っている身体だもんなあ。手を叩いたり、顔に触れたりすると、起きれるかも。嗚呼、なかなかその手は重くて動かない。少しずつ、少しずつ、重い両腕が動いてきた。だんだん動いてきて、手を叩いてみようとすると、すかっ!と両手がすり抜けた。しまった、これも、夢の身体のほうだったか。
ど~したらいいんですかぁ、起きるには!
さらに色々起きる努力をしていた気がするのですが、そうこうするうちに夢の中で意識が薄れてきて…
はっと気づくと、いったん目覚めた7時からほんの僅かな時間しか経っていませんでした。こりゃ、胡蝶の夢モノですな。
いやはや、無事大事なミーティングをミスせずにほっとしましたとさ。