2012年3月24日土曜日

スノーグースの飛翔に再び遭遇、チューリップは未だ咲かず

シアトルの北、約1時間、スカジットバレーに再び行ってみた。日本から来ている友人を連れて、チューリップの下見、或いは水仙が咲いているかなあ…と。

このあたりは、スノーグースやトランペッタースワンの冬季生息地で、今年の二月にも見に行った (Tomozoさんのブログ記事その1その2)。でも、既にシベリアやカナダに帰ってしまっただろうな~と思いつつも、目は白いモノがどこぞにいないかと探している。

念のため、Fir Island Roadから南に入った観察ポイントに行こうとして、どうやら一本早く曲がってしまったようだ。この道は行き止まりだったよな~とUターンしようとしたところ…その先の道の奥に点在する白い点はグースではなかろうか!

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それもどんぴしゃ、道のすぐ近くである。こんなに間近で見られるとはラッキー。群れとしてはさほど大規模では無いが、かなりにアクティブで、向こうから数羽ずつこちらに向かって飛んでくる。

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シャッターチャンスが続々と…

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望遠200mmで十分だわ、今日は。こんなに近くで観測できるのも珍しい。
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まっすぐこちらに向かって飛んできます。
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そして、ついに来ました!一斉飛翔!
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着地です…
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圧巻ですね~どきどきします。さらに、今回は友人にビデオカメラをお願いしており、この大飛翔のシーンも撮っていただけました。



私は、おお!っと感動しながら写真を撮りまくっていたので、長く感じたのですが、実際には30秒ほどのことだったんですね。高画像でアップロードしていますので、YouTubeのセッティングで720pあるいは1080pを選択すると、より鮮明に見えます。

More Photo: Flickr! 2012年3月スカジットバレー

まるで毒気を抜かれたように、ぼ~となって、おもむろにチューリップ畑のほうに移動します。4月1日からチューリップフェスティバルですので、例年ならそろそろ咲いている時期なのでしょうが…。

一面の平原には、チューリップの葉っぱさえ、出てきていません!辛うじてチューリップタウンのところで、背丈の短い葉がちょろっと出ている程度。このぶんだと、まだまだ開花に時間がかかりそうです。
水仙も、数箇所のみ。もっと水仙畑、多かったような気がするのだが。でも、見事に一面の黄色です。

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さてさて、次なるターゲットは桜の開花ですね。

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2012年3月11日日曜日

3月3日雛の夢(#2)

遅ればせながら、3月3日に行ったパフォーマンスのお話第二弾です。

第一部は、きわめてシンプルに、ストイックに作りこみましたが、休憩時間をはさんだ後の第二部は、Jylさんとのデュオであります。音も厚みを増した構成に…

開演を告げる鐘の音が静まると、まずは久美子さんのヴォイス。じわりじわりと雰囲気を高めてくれます。その中を位置に着く二人。私はちゃっかりと襖絵の中に納まってしまいます。

(c) Yoshiko Higashimura 絶妙のアングルでの写真有難うございます!
今回はJylさんの提案により、ちょいとストーリ性もある構成でした。女の子の夢と、人形の夢と…
いやはや、皆に乗せられて私的にはチャレンジングなことも、しちゃったしなぁ、嗚呼~~。



http://youtu.be/MvWWouYvdys [25:37] YouTubeからは、高画質1080pにてもご覧になれます。

Butoh by Kaoru Okumura and Jyl Shinjo Brewer
Sound by Larry Lawson (Shakuhachi, Native American flute), Ken and Kumiko Lawrence of SojuKai.
3/3/2012, at Taoist Studies Institute, Seattle

なんとなく、私の顔、いつもと違う感じが自分でもするのだが…。雛の日に、何かが降ってきていたとか!?

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2012年3月10日土曜日

Sunset Vigil 追悼の集い

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シアトルの浜辺にただ立つ。太平洋の向こう側には東日本。
3月10日(日本時間3月11日)の日没時、追悼の時をともにすごすために集まる。

車から降りると思った以上に寒い。シアトルの北、Golden Gardens公園では、小雨が降りだす中、大きな焚き火が準備されていた。三々五々人々が集まり、焚き火で暖をとる。

心の中にある思いは、ひとつなのだろうけれど、なかなか言葉にはならず、さらにはどう行動してよいのか途方にくれて…。そのような思いを抱えて、集まってきているひともいるのだろうか。

古今太鼓グループの先導により、プロセッションの後、浜辺に一列に並び、海と向かい合う。
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そして海に向かって黙想のとき

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シアトルのArtists for Japanがこの簡素で、かつ心のこもった追悼の式を主催してくださいました。感謝いたします。

More Photo: http://www.flickr.com/photos/kaoru_o/sets/72157629558443723/

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2012年3月7日水曜日

3月3日雛の夢(#1)

先の土曜日は、シアトル道教会館で「A Dream of Hina」と題した公演でありました。霙ぽい日が続いていたのに、当日の午後はあっけらかんと青空が広がる気持ちよさ。

参加者のひとりが、ようやく咲いた桃の花を持ってきてくださいました。さらには小さな雛人形が受付けデスクに飾られて、ちょっぴり雛祭り仕様です。

今回は、Jyl Shinjoさんをお迎えして、舞踏家ふたりに、尺八やネイティブアメリカンの笛のライブサウンドという構成にて。

(c) Kumiko Lawrence. 道教の祭壇と雰囲気がマッチしています。
第一部は導入部として、Jylさんのソロ、続いて当方のソロであります。
雰囲気をお伝えするのに、ビデオからのスナップショットをいくつか載せてみましょう。
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More Photo: Flockr 3/3/2012

舞踏の大御所、JoanさんがSony HDR-CX560でビデオ撮りを担当してくださいました。暗めの会場でしたが、かなり実際より明るく良く撮れていますね。
ただし、時折フォーカスが前後に行き来して、オートフォーカスが戸惑っているのが如実に分かります。今回は1080p HDであげましたので、高画質版を試したいかたはYouTubeから見てみてください。

まずはJylさんのソロ。キーコンセプトは「ブランケット」?!


続いて当方のソロ。
こちらは非日常的なテイストにて。Larryさんのサウンドがいい感じですわ~。


自分でビデオを見た感じでは、いつもとはまた少し違って、さらに日本的なテイストが出ているかな~といった感想ですが、いかがでしょうかね。

今回も、様々な方々に来ていただいて、感謝感激であります!
ことに今まで舞踏見たこと無いといった方々も来てくださったのが、大変に嬉しく…。

(第2部に続く…。後日アップ予定)

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