6月22日（金）舞踏パフォーマンス、恐怖の二連荘

明日と明後日は、ちょいと大きなイベントです。１日3つ、２日間で6つのパフォーマンスには、シアトル在住の舞踏家総出演といった感じになります。

明日のショーは、まずVanessaと私のデュエットから始まります。短いピースですが、結構よい仕上がりになっているかと思います。お時間のある方は是非見に来てくださいね！

さらには明日もう一つのピースにも出演しますので、恐怖の二連荘～

Mother Of War Part 1: the Visitation
Movement: Danse Perdue (Vanessa Skantze & Kaoru Okumura)
Sound: Joy Von Spain & Natalie Mai Hall
Art design: Yoshiko Higashimura

The meeting of Mary and Elizabeth; carrying seeds of love and destruction into the world 

Divided by Zero 

Director/choreographer: Sheri Brown

Dancer collaborators: Angela Martinelli, Kaoru Okumura, Alisa Popova, Douglas Ridings, Alan Sutherland 

Musician: Stephen Fandrich （←ガムランです！）

What happens when mathematical impossibility becomes bodily possibility? When humans import the infinite into their finite beings, putting the ungraspable on display in their bodies…

6月22日(金)、8pm 開演

キャピタルヒルの Velocity Dance Centerにて  1612 12th Ave. Seattle, WA USA

イベント情報： https://www.facebook.com/events/367469643308860/


ちなみに、7月7日にまた、道教学院でのイベントを企画しております。この七夕の日には、「Butoh and Noh Lecture Performance」ということで…

その後はJoanさんの企画による日本庭園シリーズが続きます。
■7月14日土曜日：Wandering and Wondering
Highline Botanical Gardens, SeaTac内の日本庭園エリアにて、1時～3時。
■7月20日金曜日：Joan & Kaoru (Geisha)
Garden Party fund raiser （ちょいとお高い）
シアトル日本庭園
■8月4日土曜日：Wandering and Wondering
シアトル日本庭園にて、1時～4時 （通常の入園料のみ）


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シアトル国際ダンス祭、6/7に出演

現在、シアトルInternational Dance Festivalが開催されています。
シアトルタイムスの芸術担当記者、Michaelさんのこの夏のお勧めにも載りましたね！

Seattle Times: My best bets of summer: Michael Upchurch

Seattle International Dance Festival: Beyond the Threshold (June 1-10): This annual dance fest inevitably presents major talents, both local and from abroad, in the intimate settings of Raisbeck Hall on Cornish College of the Arts' Denny Triangle campus. Free outdoor shows on nearby Westlake Avenue are also a draw 

さて、シアトル国際ダンスフェスティバルは、大きく分けて３つのカテゴリがあります。

• Art On The Fly: 週末2日間、サウスレイクユニオンエリアにて、屋外パフォーマンスが色々なグループにより繰り広げられる
• International Series:  （主に国外からの）特別ゲストによるパフォーマンス
• Spotlight on Seattle:  ３晩にわたって、各キュレーターが選抜したシアトル在住グループによるパフォーマンス

当方、今年は、シアトル舞踏有志のグループでSpotlight on Seattleの６月７日木曜日の部に出演いたします。コーニッシュ大学あたりにいるかたは覗いてみてくださいな。

６月７日木曜日午後７:３０より

Cornish college of the arts: Raisbeck Hall theater
201 Boren Ave (at Fairview) Seattle, WA 98101

前売： $20  ($15 Student/Senior)

当日： $25  ($20 Student/Senior)


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ワニタにて、お手軽Mediterraneanカフェ

昨日、カークランドのシアトル国際映画祭で「Rent-a-Cat」を見る前に、初めてのお店に行ってみました。ワニタエリアにある、バブルの頃作られたコンプレックスの１階、スターバックスの斜め向かいです。

Padria Mediterranean Café: 9708 NE 119th Way Kirkland, WA 98034
http://www.padriacafe.com/

Mon - Sat : 11am - 9pm;  Sun : 12 - 8pm

パドリアって何となく聞いたことのあるような名前だな、地中海の島か海域の名前？と調べてみれば、イタリアはサルディニア島の自治体の名。人口863人！って、では私が知っているわけないですね。

こじんまりしたカフェのカウンターで、おっさんが、「こちらが地中海系のメニュー、でこちらがペルシャ系のメニュー！」と、説明してくれました。私的にはペルシャ系にかなりそそられるものの、病み上がりにはちと重そうだ…と悩んだ挙句、今回は子羊のGyroサンドをお願いしてみます。

おやまぁ、なかなかに美味しいじゃあありませんか！病み上がりで嗅覚全滅＆味覚に自信がないのだけれども、ピタパンのふっくら具合も、Gyroの焼き具合も良い感じであります。一週間ぶりの普通の食事だわ～、嬉しい…。

そしてこちらの写真は、友人の頼んだGeymeh（ペルシャ風牛のシチュー）

かなりのボリュームです。こちらも美味だとのこと。

是非また元気になって、色々なメニューを試してみたいと思います。ペルシャ風子羊のハーブシチューやら、トルコ珈琲なんてのもあることですし…。

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SIFFにて「レンタネコ」を見てきた

風邪の熱も昨日から収まって、多少ふらつくものの、そろそろリハビリモードだろうか？今日は、シアトル国際映画祭（SIFF）のチケットを買ってあるので、諦めるには惜しい…。

お目当ては、日本映画「Rent-a-Cat」、カークランドパフォーマンスシアターにて。なにせ、家から近い会場というのと、友人がチケット一緒に取りますか？と言ってくれたので久々に映画でも…と乗ったのだった。ゆえに題名以外は、な～んにも知らない状態での鑑賞である。

この会場、コンサートや芝居に使われることが多い。縦長でなく、舞台を半円状に取り囲む座席が映画を見るにはちょいと妙な感じでもあるが、こじんまりとして綺麗＆ラグジュアリ感がなかなかに宜しい。会場はほぼ満席状態、日本人比率は推定で1/3～半分と言った所でしょうか。

画面が実に綺麗だなあ。そんじょここらの映画館の大スクリーンよりも緻密な感じである。最近の映画上演はどのようなフォーマットを使っているのでしょうかね？音響もなかなか、よろし。

さて、Renta-Nekoである。はじめのシーンから画面のはじっこを、つつっと通っていく猫の演出が猫好きの心をくすぐる。

(C) 2012レンタネコ製作委員会

最近の日本映画の特徴なのだろうが、何かが起こるわけでもなく、大きなテーマがあるわけでもなく、日常の一部をそぉっと切り取ってきたような作品のひとつ。その分、目と心が細部まで行き届いているという所か。

ふと思ったのだが、画像の風合いが、従来の映画というよりも高級一眼レフで動画撮影したものに近い気がするなあ。また、構図が写真っぽいなぁと思っちゃう箇所も…。RAWデータを現像しているときのような気分なのである。あまりカメラを動かさないのも当方的には心地よい。
（カメラの動きが多い映画は見てて疲れるのです）

そして大きな謎が…。時間が進まないのである。夏の暑い日に始まり、それなりに長かったはずのレンタ期間を終えて猫を引き取りに行った時も、夏。その後、一ヶ月契約でとってもちっちゃい仔猫を貸し、引き取りに行った時もまんま同じ大きさの仔猫！（をいをい）。壁にかかったカレンダーは最初から8月のまま…。

ひたすら暑い日が続き、これが何らかの鍵となるのか？この世界では時間がループしたまま…などといった話になるのか？と想像を逞しくしていたら、さくっと終了。ん～あれはなんだったんだろう。

特にお勧めというほどではありませんが、心地よく笑えて、ほんわかなれる、優しい映画なのですね。




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