2014年8月29日金曜日

Comcastケーブル解約、短時間にて成功

ケーブル会社Comcastのカスタマーサービスは、あまりにも悪評が高い。とくに、解約手続きでは、皆苦労するものだという。
オンラインで解約できないのはもちろんの事、カスタマーサービスに電話をかけると、手を変え品を変え引きとめようとして、また話を長引かせて、解約の手続きに進んでくれないらしい。

とりあえずWebで下調べをしてみる。如何に大変だったかという記事が山ほど見つかるが、ノウハウものもある。

中にはComcastのカスタマーサービス評価基準の暴露(!?)も...。解約の申し出があった場合には、13のステップを踏んでそれぞれで解約しないよう説得しなければいけないらしい。それぞれのセクションでこういう応対をすると何点と決められており、一連の解約手続きのなか、全てが点数化されて評価になるのだ。

そりゃマニュアルどおりに、しつこくなるわけですね。

特ダネ情報に、“Save Attempt is Not Applicable in the Following Scenarios.”(全力で引き止めなくても良いケース)というのがあった。

  • Customer is moving in with an existing Comcast customer
  • Customer is moving to a non-Comcast area, verified by looking up zip code
  • Account Holder is deceased / incapacitated and no others in household need services
  • Temporary / Seasonal disconnect with no seasonal plans
  • Natural disaster
  • Customer doesn’t know the address they’re moving to

使えそうなのは最後の「引越し先がまだ分からない」くらいですね。奥の手はこれか...

さて、覚悟して、Comcastカスタマーサービスに電話する。必要なサービスをプッシュボタンで選択していく。と、いきなり、音声入力してくれと来た。むむ、音声自動認識は、Non Native にとってハードル高いのよね。「Cancellation」は一発で認識してくれた。

ほっとしたら、なんと「キャンセルについてもっと詳しく述べてください」と来た!
こちらが音声入力すると、
「I am sorry, I do not understand... Please describe your request again」
何度、言っても、「I am sorry....」これは無いでしょう、これは! これでこの先に進ませないつもりかい。幸い何度目かに何かを認識したらしく、電話は人間に繋がった。

これからがバトルになるらしい...。が、Comcast側からの幾つかの提案(お宅のモデムは最新のものでないのでもっと新しいのに変えてあげますよ~。とか、割引しますから~)を一蹴して、何故キャンセルするのですかという問いに、魔法の言葉を使ってみた。

「引っ越します」
「どちらに引越しますか」
「引越し先まだ決まってません」
「そうですか...ええと、xxドル払い戻しとなりますので、新しい住所をお教えください」
「いえ、まだ分からないんですよ~」
「払い戻しは、どこに送ればよいのでしょう。受けられなくっていいんですか????」
「ま、新しい住所が決まったら郵便物をそちらに転送してもらうよう手続きするので、現住所で送ってください」(嗚呼、完璧に嘘だわ)

向こうも分かっているのでしょうね、でもあっさりと解約してくれました。

「他にあなたの満足度をあげるために出来る事はありますか」という最後のステップっぽい質問に、「モデムを返却するところを教えてください」...と。これでおそらく、少なくともこのステップでExceedの得点をカスタマーサービスの人がゲット出来ますように。

以上所用時間は、全部で9分20秒なり。最初の自動音声認識&最後のモデム返却場所を探すのに手間取っていたから、実質5~6分でしょうか。快挙!  上記記事では「これで、僕はたった15分で解約手続きを終わらせた」と書いていましたから、それ以上の記録を叩き出しちゃいましたね。

さて、今日から、FiOS(最速モードでの契約)生活。下り速度は36MBpsと大差ないが、上りの14Mbpsは桁違いに速い。


ちなみに、その後、別件でコンピュータ画面およびマウス&キーボードのコントロールを共用しての作業を行わなければいけなくなったのですが、以前とちがってさくさく動くのに感動。

ケーブルは共同回線ですから、時折速度が落ちるのがもどかしかったのですよね。今後は独り占めの光ファイバー回線!どのくらい違いが体感できるか楽しみです。


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2014年8月22日金曜日

レドモンドの夜市に行ってみた

レドモンド市では、夏の夜市をやっているという。以前アーティスト向けの交流会で、レドモンド市の担当者が、お勧めイベントとして話していたので、偵察を兼ねて行ってみました。

その名も、So Bazaar。8月の木曜日に、3回のみ開催されるという。夜やるって発想が面白いですね。

仕事を終えて、夕暮れ時の7時ごろに、ふらりと行ってきました。レドモンドタウンセンター近くのここは、もと鉄道が走っていたところ。廃線になって、しばらく来ない間に遊歩道になっていました。


クラシックの生演奏で皆さま踊っています~。きちんとしたワルツとか、社交ダンス風に踊る場所があるってのは良いですね。それもアウトドア~だ。このチェス盤のような床は、常設なのでしょうか、それともこれ用に設置した?

また、バンドの上の照明がなかなかにごつい!

暮れ行くなか、踊っている人々...

一番にぎわっているのは、フードトラックかもしれない。いずれも長蛇の列で、私は並ぶ意欲をなくしました...。4種類くらいかなあ、今日来ているのは。もっと多くのフードトラックか、フードベンダーを呼んで、食べ物にありつきやすくして欲しいものだ。

本日のパフォーマンスはこれのようです。
白いキャノピーつきのベッドに女の子たちが寝ているだけ...。ん~、なんなんだか、よく分からん。もちっと面白い企画を持って来て欲しいぞ。

そしてお店は、これです。そう、これだけ!

数、数えちゃいましたよ~。12ブースです、たったの。冴えないファーマーズマーケットよりも、もっとしけてるわ。いやはや...なんでこんなに少ないのでしょうか?場所の制約?遊歩道はまだまだ長く続いているのですが。いくらなんでも、哀しいです。
普通のファーマーズマーケットに行ったほうが、よっぽどましですねえ。

でも、MIDORIベーカリーさんが出店していたので、とりあえずは、一品買い食いを...。パン系は全部売り切れでしたので、スイーツなんかに手を出してしまった。しっとり、こってり、おいしいです。小さいと思っていたのに、夕食一食分たべちゃったようなお腹具合となりました。

どうやら、この夜市、今年がはじめての企画のようです。来年はもっと盛り上がって欲しい。皆さん(お友達のアーティストの方々!)、ブース出しちゃいませんか?
$50(3週)で、Cost Effectiveなチャンスだよ~とのことです。申し込み締め切りは今年は、6月上旬。

This is a great, cost effective (only $50), opportunity for emerging designers to showcase their work, interact with consumers, get feedback, have fun and make some sales! 

さてさて、シアトルの夏も、8月末になると、いつ唐突に終わってしまうかな~という感触になります。嗚呼、今年の夏はどこにも行かなかった...。
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2014年8月10日日曜日

亀は何故に足を上げるのか、日本庭園でのハプニング

今日2時~5時はシアトル日本庭園でのパフォーマンスでした。
Joan Laage企画の「Wandering and Wondering」は、庭園の随所に舞踏家と音楽家を配置し、見るほうがお好きなペースで歩いてまわるという趣向。今年で3年目となります。

この週末は、SR520の橋が通行止めで、シアトル周辺では酷い渋滞が続いています。念のために早めに出たら早く着きすぎて、皆が来る前に庭園内を歩いて回る...。

天気が良いと、亀たちがぞろぞろと石の上に出てくるのですよね。


でも、何ゆえにそこまで、足を突っ張るのだろうか!? 足、浮いてるんですけど~。

イベントにハプニングは色々あれど、今回は初めて公演中に一部リタイアする羽目になっちまいました。

最初のソロは、私は大きな樹の下で...。皆自分の場所に着くと、靴(お仕着せのカンフーシューズなのだ)を脱いで踊ります。
大木の樹の肌、地面にうねる根、木の葉越しに見える青空...と一緒に次第に充実した時を過ごし、あっというまに、場面転換を告げるゴングが鳴りました。

ゆっくりと靴を履いていこうとしたら...ずきっと衝撃の痛みが足指に!!  靴を脱げば、中からちっちゃい蜂が、ぽろりと~~~~~~
やられたわ。 靴の中に入り込んでいたのね。
とりあえずは次の場所に向かって歩いてみたが、刺されたところがかなり痛い...。公園の受付まで行って休ませてもらおう...。

「すみませ~ん、蜂に刺された~」と、へたり込むと、救急キットから虫刺されのお薬を見つけてくれました。心臓がどきどきして、さて私は蜂のアレルギーがあるのかどうか!?
足の薬指と小指の丁度またの所を、やられましたね。脳天にずきずき来る痛みですが、腫れてはこないようだ。
受付のお姉さんに色々と世話をしてもらう。知り合いの人も何人か来て、「水をたくさん飲むとよい」「氷ある?冷やすといいよ!」と...。
たしかにアイスパックを当てていると、痛みが紛れます。

妙な興奮状態になっていたのは、やはり多少は蜂毒の影響でしょうか?

休ませて貰っている間にだいぶ落ち着いてきました。ショック症状は出ていないようだ。帰っていくお客様たちが、受付の奥で休んでいる当方の姿を見て声をかけてくださいます...。「戻る?」と聞かれて、足を下ろして立ってみると、まだ歩くには痛い。「もうすこし様子を見るね~」と...。

1時間ほどすると、痛みもだいぶ引いてきたし、様子を見ていたが腫れてくることもない。
何より、この時間私にアサインされている場所は、「茶室」なのだ!
from Wikimedia Commons

ある種気付かれにくい場所で、そのうえ観客は茶室の敷地内に入れないから、生垣越しに眺めることになる。風情があって、実に魅力的な場所なのです。

この機会、逃すと悔やしいよなぁ...ということで、こわごわ行ってみました。
踊り始めると、いやはや全部忘れちゃってます、はは...。
ここでも、充実した時間を過ごす事ができました。

今日は、多くの知り合いの方々がきてくださいました。大感謝です。
また、とってもちっちゃな蜂だったせいか、腫れもせず大丈夫です、ご報告まで! (痛みは未だにアイスパックが手放せませんが...)

さてこれにて、夏のパフォーマンス怒涛のハイシーズンも一区切り。これから、また企画しなきゃね!

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