冬の間雨の降り続くシアトルにて、この時期の天文現象はたいてい観察できないものだが…
12月20日月曜日、夕刻満月が昇り始める。薄い雲で全天が覆われているものの、もしかすると月蝕が見られるのかもしれない。10時過ぎに帰宅して、まずはカメラを引っつかみ、三脚のセッティング。既に欠け始めている。
10:33pm
11:06PM PST 半分くらい隠れました!微かな雲のために、ぼんやりと幻想的に見える月
Sony Alfa 100
f/13
expose: 0.8 sec
ISO: 100
35mm focal length: 202
11:37pm, PST 後わずかを残すのみ。ついに影に隠れた部分も赤銅色に見えてきました
しかし、次第に雲が厚くなり、雨粒が落ちてくる。皆既月蝕になると、がっくりと暗くなるので、この分だと無理だろう…。
案の定、肉眼ではほぼ見えなくなる。おそらく月のいる辺りを狙って、15秒露光で撮ってみたものが、これ。
12:05pm PST
さすがにおぼろげにしか映っていません。雨も降り出して、結局今回の皆既月蝕観察は前半のみとなりました。いやあ、でも半分でも見られたのは奇跡に近いです。ましてや、何百年に一度という、Solsticeの日に皆既月蝕が起こるという機会…。楽しめました。
0 件のコメント:
コメントを投稿