雛祭りスペシャル和菓子は、桜餅!この匂いだけでも、ほんわり幸せになっちゃいます。桜餅って何故か思い入れがあるのですよね。
髪飾りに手ごろな草があるかな~と我が家の庭を探してみたのですが、さすがにこの時期はめぼしいものが皆無。花を買っていこうか、でも少ししか使わないし途中でしおれるだろうな。結局、グロッサリーストアでヘザーの鉢植えをゲット。小さなピンクの花なので、ちょいど良いでしょう。
とからさんでは、屋根裏スペースを楽屋にして、準備万端。開演2分前の合図を、テキストメッセージで交わしたときに…。
何かが、私の頭からぽろっと炬燵板の上に落ちた?!と、見ると蜂ではないですか!!
ぷっくりした蜜蜂がよろよろと…きゃあ。どうするよ。
捕まえたり殺したりすると、かえって刺されやすそうだよな…。でもほっといてどこにいるか分からない状態って一番怖い。箱みたいなものあるかな、とあたりを見回す?
とりあえずは、手元にあったウエットティッシュをふんわりと蜂の上から被せてみる。よし、カバーできたぞ。そしてまわりを押さえて、どうぞティッシュの下にいてくれ~~~と願う。
でも一匹いたということは、さらに居る可能性だってあるわけだ。まずは、頭のかんざしを抜いて、ヘザーを取り除く。こんなとき、ぎざぎざ一杯のヘザーは慌てるほどに髪に絡まりついてくる。
衣装についていたりしないよね。屋根裏スペースに待機しているのは、私独りなんで、他の人にチェックしてもらうわけにもいかない。
としているうちに、下の座敷で演奏が始まっちゃったよ。急いで、髪をまとめなおし、飾りをつけて出番に望む。もう、いつ刺されるかもしれないという、何ておそろしい状況なんでしょう!背中の辺りがちくちく、もぞもぞする気がするではないですか。
Williamさん撮影 (c) www.williamalanphoto.com |
さて、初回のパフォーマンスを終えて屋根裏に戻り、ウエットティッシュをそぅっとめくってみれば...。居ないじゃないですか、蜂さん!!! またもや恐怖か。
携帯電話の上で、よたよたしている蜂を見つける。どうやって捕獲するか?そうだ、これならば...と、ガムテープの筒をかぶせて、そうっとずらす。中に囲い込めると良いのだが。おっと、ガムテープの縁の下にもぐりこんだ。やめてよね~、また逃げられそうな位置だし、かといって押しつぶしたくは無いのよ。
何とか空洞に入るよう調整し、ウエットティッシュを被せて、さらに重石になるようなものを乗っけて捕獲。絶対安全の保証は無いけど、とりあえず事態は安定したか...。
2回目のパフォーマンスを終えた後に、恐るおそる、仲間の手も借りて、蜂さんを庭に放しましたとさ。
パフォーマンスのハプニングというのは色々あれど、これは史上最強でしたね。無事で何よりでありました。
【追記】今回はたくさんのお友達に来ていただき、とても楽しい公演となりました。友人のブログにも記事が上がっていますので、よろしければそちらもどうぞ!
Tomozoさん:ノースウエスト御散歩帖
みちこさん:Under 50
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あの舞踏の前にそんなことが起こっていたとは…!
返信削除何事も無くてよかったです。
すっごく楽しいイベントでした~!!
いやはや、どきどきモノだったのですよ~舞台裏では。
削除私もいつもにまして楽しく、にまにまモードでありました。