Joan Laage企画の「Wandering and Wondering」は、庭園の随所に舞踏家と音楽家を配置し、見るほうがお好きなペースで歩いてまわるという趣向。今年で3年目となります。
この週末は、SR520の橋が通行止めで、シアトル周辺では酷い渋滞が続いています。念のために早めに出たら早く着きすぎて、皆が来る前に庭園内を歩いて回る...。
天気が良いと、亀たちがぞろぞろと石の上に出てくるのですよね。
でも、何ゆえにそこまで、足を突っ張るのだろうか!? 足、浮いてるんですけど~。
イベントにハプニングは色々あれど、今回は初めて公演中に一部リタイアする羽目になっちまいました。
最初のソロは、私は大きな樹の下で...。皆自分の場所に着くと、靴(お仕着せのカンフーシューズなのだ)を脱いで踊ります。
大木の樹の肌、地面にうねる根、木の葉越しに見える青空...と一緒に次第に充実した時を過ごし、あっというまに、場面転換を告げるゴングが鳴りました。
ゆっくりと靴を履いていこうとしたら...ずきっと衝撃の痛みが足指に!! 靴を脱げば、中からちっちゃい蜂が、ぽろりと~~~~~~
やられたわ。 靴の中に入り込んでいたのね。
とりあえずは次の場所に向かって歩いてみたが、刺されたところがかなり痛い...。公園の受付まで行って休ませてもらおう...。
「すみませ~ん、蜂に刺された~」と、へたり込むと、救急キットから虫刺されのお薬を見つけてくれました。心臓がどきどきして、さて私は蜂のアレルギーがあるのかどうか!?
足の薬指と小指の丁度またの所を、やられましたね。脳天にずきずき来る痛みですが、腫れてはこないようだ。
受付のお姉さんに色々と世話をしてもらう。知り合いの人も何人か来て、「水をたくさん飲むとよい」「氷ある?冷やすといいよ!」と...。
たしかにアイスパックを当てていると、痛みが紛れます。
妙な興奮状態になっていたのは、やはり多少は蜂毒の影響でしょうか?
休ませて貰っている間にだいぶ落ち着いてきました。ショック症状は出ていないようだ。帰っていくお客様たちが、受付の奥で休んでいる当方の姿を見て声をかけてくださいます...。「戻る?」と聞かれて、足を下ろして立ってみると、まだ歩くには痛い。「もうすこし様子を見るね~」と...。
1時間ほどすると、痛みもだいぶ引いてきたし、様子を見ていたが腫れてくることもない。
何より、この時間私にアサインされている場所は、「茶室」なのだ!
from Wikimedia Commons |
ある種気付かれにくい場所で、そのうえ観客は茶室の敷地内に入れないから、生垣越しに眺めることになる。風情があって、実に魅力的な場所なのです。
この機会、逃すと悔やしいよなぁ...ということで、こわごわ行ってみました。
踊り始めると、いやはや全部忘れちゃってます、はは...。
ここでも、充実した時間を過ごす事ができました。
今日は、多くの知り合いの方々がきてくださいました。大感謝です。
また、とってもちっちゃな蜂だったせいか、腫れもせず大丈夫です、ご報告まで! (痛みは未だにアイスパックが手放せませんが...)
さてこれにて、夏のパフォーマンス怒涛のハイシーズンも一区切り。これから、また企画しなきゃね!
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