2011年6月19日日曜日

牡蠣狩りに初挑戦

満月より数日後の今日、潮の引き具合も良いとかで、牡蠣狩り(こちらではオイスター・ハンティングと言います)に連れて行ってもらいました。

ハンティングという雰囲気とは大違い…というのが、

1)牡蠣はひたすらその辺に転がっている。探すまでもない。一面の牡蠣…。ただし、牡蠣殻の長さが2.5インチ以下は採ってはいけない。
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2)牡蠣は剥き身にして牡蠣殻をその場に残さなければならない。と言うわけで、労力の大半は、実は牡蠣殻を開けることに費やされる。そして中身だけをビニール袋へ投入。
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潮の引いたある一画が、ひたすらに牡蠣なのである。常に牡蠣の上を歩いている、牡蠣の上にしゃがんでいる状態。ただし、その多くは既に残骸となった牡蠣殻。あるいは、数個の牡蠣が合体して、いかにも開けにくそ~うなオブジェ状のモノたち。
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養殖の牡蠣みたいに開けやすい格好はしていないし、開けにくいものが残っているわけなので、結構格闘となる。牡蠣の貝柱は2箇所。ちょうつがいのほうからナイフを入れて、まずは一つ目を切る。そして、ぐいっと外側にナイフを滑らせてうまくもうひとつの貝柱を切れると、面白いようにふっと殻が開く。でも、二つ目の貝柱が切りにくいのよね~。ぐさぐさやっていると、貝殻が毀れてじゃりじゃりのが混ざってしまう。

さて、収穫ブツは浜辺のバーベキューコーナーのPさんのところへ!早速に採れたて牡蠣のバター焼きとなりました。絶品であります。
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実は、綺麗に剥けたときには、そぉっと貝柱のところを削って、そのまんま刺身でついと食べてみました。いやあ、濃厚だし、新鮮だし、最高です!生牡蠣でもいけるのかも知れませんが、用心のため、貝柱のところだけ…。

Northwestは牡蠣の本場で、様々な種類の牡蠣が売っています。それぞれに味が違うのですが、今日採った牡蠣は、どちらかと言うとクリーミーで、濃厚で、大味。まあ、実際巨大ですからね~。オレゴンの牡蠣に近い感じであります。時期のせいかも知れません。お店で食べる牡蠣も夏場はこんな濃厚&巨大なものになっていたような。

6月というと、一般的な牡蠣のシーズンからは外れているのだけど、何故か牡蠣狩りは5~6月に行くケースが多いようです。

ちなみに、牡蠣狩りには、Shellfish & Seaweedライセンスが必要(年間パス手数料込み$14)。本日の狩場は、ギグ・ハーバー近くのKopachuck州立公園。1時間ほどのドライブ距離です。

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