2011年6月5日日曜日

シアトルButohフェスティバル中間報告

6月3日から始まったシアトルButohフェスティバルのために、しばし怒涛の日々でありました。今日のプログラムが終わってようやく山場を越えた感があります。

今回パフォーマンス衣装も、全部手作り。布買ってきて、縫いました。通しリハーサルの際にようやく3人分揃いました。面白い作業とはいえ、神経を使うし、かなりの時間を食います…。

ButohフォーラムI @Frye Museum
またプログラム作成も結構大掛かりです。パフォーマンス2日間(各4公演)の解説とパフォーマーの略歴・ワークショップ3種類・フォーラム3つに広告たくさん!リーガル用紙に4段組びっちりに詰め込んで、4枚分。今回は早めにスタートして、一週間前にはそれなりに形を成したのでしめしめと思っていたら、直前になって、がんがん修正や追加が入るわ、入るわ。結局当日の朝、Kinko'sが開く時間に飛び込むも、何せ総ページ数800枚の印刷には、時間がかかる…。その足で、初日のフォーラム会場Frye Museumに10時に到着。ふ~。

"The Last Potato" Butoh Comedy
その後、通しリハーサルを行って、夜の公演に突入。この日はカメラ&ビデオ担当だけなので、まだ楽であります。

土曜日には、ハルピン派のワークショップ3時間の後に、いよいよ我々Danse Perdueのパフォーマンス。ちょいと心配していたけれど、かえって身体の調子はよかったかなあ。
力を入れて準備してきた作品でもあるので、公演を終えての自己評価は辛めではあるものの、構成・音楽・衣装等も含めてかなりインパクトのある作品となったのではないかと思います…。

今日日曜日は、ハルピン派ワークショップ2日目。引き続き、シアトル大学にてフォーラム「舞踏とスピリチュアリティ/禅/哲学」のパネリスト。皆10分間づつ、このテーマで話す。名指しで質問が来て、どきっとした場面もありましたが、とりあえず無事終了!

金曜日と日曜日のフォーラムでの非公式通訳というのも、なんともプレッシャーだった…

が、あとは、月曜日、火曜日とそれぞれ別のゲストによるワークショップ、および木曜日のフォーラムを残すばかり。当方としては単なる参加者でよいので、気が楽だわ。

帰宅後、香ばしく焼き上げた和牛ステーキにかぶりついて、任務完了をひとり祝ったのでありました。

0 件のコメント:

コメントを投稿