2016年2月14日日曜日

エピスコパル流、終活ワークショップ

この土曜日は、丸一日のワークショップに参加してきました。
「Passing on Your Legacy through Decisions about Life, Death, and Faith」Olympia Diocese主催という、このお題自体、ちょいと説明がいるかもしれません。

  • Legacy: 個人や集団が築き上げてきたもの。あるいは、その派生で遺産。
    ちなみに、ソフトウエア業界でレガシーといえば、「昔からの経緯でそうなっていて、変更しにくい事項」というニュアンスで、ユーザには不都合だろうけど、直したくないときの決まり文句、あるいは自分のせいじゃないんだよという言い訳に使ったりもいたします。
  • Diocese: 教区。ビショップが管轄している範囲をDioceseといいます。エピスコパル派の場合、シアトルが所属するOlympia Dioceseはワシントン州の半分(山脈の西側)。けっこう広い範囲ですね。
  • ちなみに、エピスコパル(Episcopal)派は、アメリカ内の英国国教会派を意味します。一言でいえば、知的リベラル、ただし儀礼は伝統的に…
日本で、終活という言葉が出来たのは、2009年ごろとのことですが、昨日のセミナーから、アメリカでの、それもキリスト教会系のワークショップの模様をお伝えいたしましょう。


教会系ワークショップのメリットは、ある程度の共通バックグラウンドを持っていることでしょうか。人生の最後について語るにしても、腫れ物に触るような持ちまわった言い回しをせずとも良い。「どんな人にも、必ず平等に訪れるもの。人生の自然なフェーズ」としてスタートできます。

ちなみに、教会によっては、お葬式のことを、「Celebration Life Liturgy」ということもあります。ちょいと言葉をいじり過ぎている(PC風に)感もあり。私的にはFuneralで良いと思うのですが。

我らがビショップのお話しに続き、Speaking Of Dyingという30分ほどの映画を上映。そこには、残されるものとの対話、代理人の選択等の法的な準備、ホスピスあるいは緩和医療、そしてワシントン州の尊厳死法(2008年に成立)などが語られています。

そして各分野の専門家が、それぞれの領域での講義をしてくださいます。

法的側面:
基本中の基本―Physician Orders for Life Sustaining Treatment (POLST)、通称「緑のフォーム」を必ず記入して、冷蔵庫の前面に貼っておくこと。
こちらでは、万一の場合どのような医療をやってほしいか、あるいはやってほしくないかをあらかじめ記入しておくフォームがあります。万一の場合には、意識が明確でないかもしれないし、意思疎通できる状態とは限らない(さらには英語で法律的な難解なことを正しく理解&伝えられない危険性は大!)。

「冷蔵庫の前面」ってのには笑っちゃいましたが、緊急チームやサポートの人たちは、かならず冷蔵庫に貼ってあるものをチェックするとのこと。こちらでの、慣習なのですね~。
(我が家の冷蔵庫にも貼ってあります)
同様に大事な書類が、「Durable Power of Attorney」(委任状?)で、万一の場合の代理人を指名いたします。これには、2種類あって、別々にあるいは総括的に指名することが可能。
  • Durable Power of Attorney for Health Care Directive: 医療面での代理人
  • Durable Power of Attorney for Finances: 主にWill(遺言状)に沿った遺産処理の代理人
米国で、有効な遺言書(Will)が無く、身寄りもいないと財産はすべて国(か州?)が没収…という話もあり。それは哀しいですので、私の場合、遺言書はちゃんと作っておかなければまずい…。

さらに、代理人(指名されていない場合、デフォルトでは親族)が定まっていない場合には、州の法廷が代理人を指名するのだとか。ただしそれが決定するまで、持ち家には、一切の人の立ち入りが禁止されることもある!!
ペットのいる家では許されざる事態です… 

我が家ではこれも、一緒に冷蔵庫に貼ってあります。でも不完全な個所もあり、見直さなければ!

ホスピス
日本的感覚だと、病院みたいにベッドがある場所を想像していました。が、現在ホスピスワークのほとんどは、Home(自宅、介助付きアパート、施設、時には病院)へ訪問して、緩和ケアとサポートをおこなうのだとか。
  • 緩和ケア以上にサポートの重要性が高い。本人サポート以上に家族、周りの人々へのサポートが大事。
  • 法的に、余命6か月以下と診断され、条件にあう診断書が出されて、初めてホスピスにApplyできる。
  • 定期的(60か90日ごと)に状況をアセスする。余命6か月でないと診断された場合には、Discharge(退院?ホスピスケアを停止)される。実際に、よくあるケースなのだとか。ホスピスに来た段階で、回復目的の投薬や治療を一切やめるので、それで調子が良くなることもあるそうです。
尊厳死法
ワシントン州では、Washington Death with Dignity Actが2008年に可決されました。これは、本人の意思で、回復の見込みが無く、余命が6か月以下と診断されて、耐え難い苦痛に悩まされている場合には、致死性の錠剤で眠るようにして、自分の最後の時を自分の手で決める可能性を与える法律。

こちらも、条件や手続きはかなり込み入っています(さすがアメリカ)。
病状の診断はもちろん、精神的、神経的には健全(鬱状態ではないこと)であることが証明されなければいけませんし、期間をおいて、複数の専門医からの証明が必要となります。また、北欧のように医師が手助けをしてはいけません。本人が自分自身の手で錠剤を飲むことが条件ですので、身体を動かせなくなってしまった場合には使えない手です。

この法律は、リベラルなものとして誇りに思うワシントン州民が多いようです。
一方、この法律を実際に使うかについては、個人的にかなりの幅があるように思われます。ホスピスやチャプレンの話では、実際に使わなくてもそのオプションがあると思うと楽になる人、あるいは、Death with Dignity Actを持ち出すのは、自分の死について話し出すきっかけとなることも多いとか。

ちなみに、2014年にこのActにより錠剤を入手した人は、176人。そのうち実際に錠剤を使用して亡くなった方々は、126人(ワシントン州のレポート)。処方箋の総数はレポートになし。

ラウンドテーブルディスカッション
専門家のレクチャーに続いて、ディスカッションのお時間となるのは、USでのワークショップの常。今回は、各テーブル(つまり3~4人の参加者ごと)に専門家たちが回ってくる。
法律家、ホスピス関係者、そして聖職者とそれぞれ、30分くらい質疑応答や、ディスカッションを重ねていきます。

メモリアル・プランニング
聖職者とのディスカッションのネタは、自分のメモリアル・プランニングでありました。
喪主をやると、大体どんなことを決めなきゃいけないか分かりますよね…。そんなこんなをあらかじめ記入して、教会に保管しておいてもらうことも出来るんです。

テンプレートには、誰が聖書を読むか、どの式文を使うか等々。適当に決めてくれていいよ~という項目も多いのだが。ちなみに、「遺族がもめるのは、どのあたりですか?」と聞くと、賛美歌、および聖書朗読の個所の選択だとか。そこで揉めるのか~?

ちなみに、USでも最近は、ほとんどのメモリアルサービスは、Ash(灰)となります。火葬の後、小さな壺に入った灰とともに、礼拝を行うもの。形式は聖餐式(ミサ)の説教部分が故人にちなんだ話になる程度で、普通の礼拝とほぼ同じなのです。

Casket(お棺、遺体を教会に運び込んで行う形式)はもう珍しくなっており、数年に一度くらいでしょうか。

当方、教会のAltar Guild(祭壇ギルド)メンバーなので、時折お葬式の花も準備しております。日本のように、白い花という制約は無いですねえ。故人の意向により「真っ赤なバラをたくさん!」とリクエストされたこともあります。
日本ではまずない発想かもしれませんね。お花の量も日本に比べると、ほんとうに控えめです…。

雑感
ラウンドテーブルの議題はいずれも、参加者は「分かっているんだけど、まだやってない」あるいは「やってるんだけど、完成していない~」という状況。

今回、複数の専門家が各参加者に逆に質問してきました「やることをブロックしているのは何だと思う?」「やるのに一番の障害となっているのは何?」

これは、面白い問題の切り崩し方だな~と感心した次第。
やらなきゃいけないことはわかっているけど、やれていない。そんな時に、ただ「頑張ろう!」と思っても、なかなかやれない。何がブロックしているかが分かれば、何故か気が楽になって、やれる可能性が高まるのかもしれませんね。ちょいとしたTipsでありました。

【公演予定】
3月3日(木曜) シアトルFirst Thursday Artwalk。DAIPAN Butoh+ @ TK Artistloft 
7時半か8時ごろから。詳細はまた後程…
お時間とご興味のあるかたは、スケジュールにメモしておいてくださいませ。当方のパフォーマンスでは、ちょいと意外なコラボレーションを予定しております。





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2016年1月17日日曜日

チフリ美術館へ


今年のパフォーマンス初めは、シアトルセンターのArmoryにて。
アート振興団体のリーダーを集めた会議だったのですが、そのプログラムの中に、実際にArtに触れる時間という枠がいくつかあるのです。招待アーティストとして、その枠でパフォーマンスさせていただきました。

その後、いくつかのグループに分かれて、シアトルセンター近くの施設を見学に。

Chihuly, EMP, Key Arena, Pottery Northwest, Pacific Northwest Ballet, シアトルチルドレンセンター等の選択肢の中から、ガラスアートのChihuly(チフリ)美術館ツアーに参加させていただきました。

ここまで巨大だと、その迫力だけでも凄い。
海の生物たちを下から見上げるという趣向のお部屋。漏れてくる光の色がまた楽しい。


こちらは。「IKEBANA」という作品。右はIKEBABAのボート、左のボートはチフリ氏が、Niijima(新島?)を訪れた際の漁網をイメージしたとの事。

このあたりNorthwestでは、日本文化がいろいろなところで引き合いに出されているのに出会います。嬉しい驚きでもあります。

さて、最後はお馴染み、スペースニードルを背景にした温室風のお部屋。なんともダイナミックな構図で、みなさん写真を撮る場所でもあります。


最後に設けられた、チフリ美術館のディレクターを交えてのディスカッションタイムでも、中身の濃い質疑応答がなされて、実に満足~な一日でありました。

【公演情報】
次回公演は、1月31日日曜日、クロスロードモールの冬のお祭りにて。
Kimono Artさんとのコラボレーションで、午後2時からのステージとなります。


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2015年9月5日土曜日

シアトルアジア美術館『Rebirth of the World』青島千穂展

キャピタルヒルに行ったついでに、アジア美術館を訪ねてみた。日本のポップアーティスト青島千穂さんの企画展をやっていると聞いていたので…。

常設展を抜けると、そこは展示室ごと改造されていた!


壁面すべてが、アートと化している…


そして、どこからとも無く響いてくる迫力満点の音に惹かれて、次の部屋へのカーテンをくぐると…!?。

長い部屋の壁一つ、丸ごとスクリーンなのでした。左側にはPOPな都会像、右には緑と大きな火山。KAIKAIKIKI系のアートに今までは、ピンと来なかったのですが、これには圧倒されました。

ディテールがお見事!静かにいろんな所が変化していくのですが、その時々に、まず色が美しいのですね。あちこちで色んなことが起こるので、見ててあきません。
泉で水浴びしている妖精(?)や、虫、ゆれる木々など等。

どんだけの解像度、使っとるんじゃ~~~。
幅広の部屋いっぱいのスクリーンなのに、ほんのすぐ近くで見たくなるほど、芸が細かいことをやっている。


都会の前景は、墓場です(趣味が合いますねえ)


そして、火山が噴火し、海は街に押し寄せ、火の手が上がる…。でも、次第に復興して桜が咲いて、高層ビルがさらに増えてゆく。

さらには、天女が翔んじゃったりします。
そしてふたたび、火山が噴火して…と無限ループ。

『TAKAAMANOHARA』という、この作品、位置を変えつつ、何ループも見ちゃいました。じつに見ごたえがあります。

フィルムの後だと、スチールの作品群にも共通のモチーフが見えてきて、さらに楽しめましたね。




嗚呼、また行って『TAKAAMANOHARA』をぼうっといつまでも見てみたいわ…

実は、今日行ったのは、偵察も兼ねてでありました。ラッキーなことに、今月末のアジア美術館のイベントに、「突然だけど、DAIPANbutohに舞踏パフォーマンスを依頼できる?」とご招待いただきました。

大好きなアジア美術館からのお声がけに、これは演目を決めるためにも、青島千穂さんの展覧会を見ておかねば!
と訪れたのですが、まいった、思い切り好きな作品に出会っちゃいました。

墓場もあるし~人形のイメージもあるし~、嬉しいですね。一気に楽しみが増してきました。

と言うわけで、25日金曜日の夜、お時間とご興味のある方は、シアトルアジア美術館に是非、足を運んでくださいませ~。
青島千穂さんの素敵な作品に加えて、トークや舞踏ミニイベントをお楽しみあれ


【公演予定】
9月25日金曜日、シアトルアジア美術館 『Art Globally』 5:30 to 9 pm

  • Frances Terpak, Curator of Photographs at the Getty Research Institute in Los Angeles, talking about 19th century Chinese photography
  • Sharalyn Orbaugh, a Japanese contemporary culture scholar, talking about gender in the work of Chiho Aoshima
  • Butoh short performance/demonstration by DAIPAN members - detail TBD 


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2015年8月15日土曜日

8月16日(日)シアトル日本庭園にて

恒例となりましたシアトル日本庭園でのイベント「Wandering and Wondering」が、明日開催されます。今年でもう5年目となります。

Photo by Briana Jones

お客様が、庭園内を自由に散策しながら、日本庭園のあちこちに点在する舞踏家と、即興の音楽を楽しむという趣向。

2時から5時の3時間のイベントですが、こんな感じに皆集まっているときもあれば…



あちこちで、思い思いの風景を繰り広げている時間も。

この茶室前は、ちょっとした秘密の空間。お客様は入れないのですが、柵や生垣越しに覗き見るのも、また乙なもの

お暇な方は、どうぞお越しくださいませ。

August 16, 2015 (Sunday) 2.00pm-5.00pm
Seattle Japanese Garden, 1075 Lake Washington Blvd E. Seattle,

庭園入場料: 大人 18-64才: $6、子供 6–17才, シニア 65才+, 学生: $4
※この週末は、SR520の橋が通行止めになっていますので、ご注意ください


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2015年8月10日月曜日

From Hiroshima to Hope「リトルボーイ」と共に...

8月6日、シアトルでは、この広島原爆記念日に、グリーンレイクでの灯篭流し「From Hiroshima to Hope」が行われます。1984年から続いているこの行事は、原爆記念日に日本以外で行われる灯篭流しとしては最大規模とのこと。

ことしは、70周年ということもあり例年以上の参加者が集まって、1200以上の灯篭がグリーンレイクの湖面に浮かぶこととなりました。次第に暮れ行く風景の中、和紙越しの柔らかな蝋燭の灯りが心に染みます。

昨年の写真より。Photo by Kaoru

今回は、オレゴン州在住のアーティスト、Yukiyo Kawanoさんの作品のお手伝いをさせていただきました。Yukiyoさんのおばあさま(広島被爆者)の着物で作った、原子爆弾「リトルボーイ」の実物大模型であります。
Photo by Tomoko Jones
Photo by William Alan Photo
折からの風に、ゆるやかにたゆたうリトルボーイ...

プログラムの開始に先立ち、このリトルボーイをステージ脇で待っているYukiyoさんのところまで舞踏メンバー6人にてお届けするProcession...
Photo by Bruce Clayton Tom
Photo by Tomoko Jones


Photo by Seattle Times
Photo by Seattle Times
Photo by Tomoko Jones
Photo by Bruce Clayton Tom
70年前の日本の夏と同じように、真っ青に晴れた真夏の空の下、多くのシアトルの人たちとともに追悼の時間を持てたことを、感謝いたします。

写真家ともこさんのブログ記事も併せてどうぞ!
Photo by Tomoko Jones
"From Hiroshima to Hope" 地元プレスの記事より




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2015年8月8日土曜日

Shutterflyにて、フォトブック更新

舞踏について、言葉で語るのは、なかなかに難しい...。

エレベータートーク(エレベーターで目的階に着くまでの間に、エグゼクティブに対して自分のメッセージを伝える術)は至難の業である。そこで奥の手となるのが、写真集。

ハンドバックの中から取り出して見せると、言葉をたくさん連ねるよりもずっと分かりやすい。

しばらく前に作ったフォトブックを持ち歩いていましたが、さすがにそろそろ更新しなければ。と、最近のパフォーマンス写真も追加した写真集を、ようやく作成いたしました。

オンラインで自作するフォトブック、当方は昔からShutterflyを使用してます。安定した品質と、安心できるサービスが売りでしょうか、皆さまはお気に入りのオンライン写真サービスがありますか?

作った写真集をシェア出来るとのことなので、こちらで試してみましょう。



見られないときには、こちらのリンクをクリックしてください: https://seattlebutoh.shutterfly.com/pictures/79
さて、次のパフォーマンスは、シアトル日本庭園にてです。お時間とご興味のあるお方はどうぞお立ち寄りくださいませ。
2015年8月16日(日曜日)午後2時~5時 シアトル日本庭園 1075 Lake Washington Blvd E, Seattle, Washington 98112
入場料:Adults: $6、Youths, Senior Adults 65+, College students with ID, & Disabled: $4
Photo by Briana Jones

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2015年6月21日日曜日

サプライズギフト&夏の公演予定

日本の従姉妹から、国際便が届きました。何なのだろう…?と開けてみたら

(c) Gorou Chang

なんとも緻密な手描きイラストだった~!とってもリアルな描写にびっくり!

写真を元に、描いてくれたのでした。元写真は、何故かPhoto VOGUE Italiaにフィーチャされちゃった、Jason Renekさんによる撮影。
(c) Jason Renek, Devilish Photo
深夜のマスカレードパーティにて、余興としての公演でありました。
この座敷わらし的イメージで、さらなる作品を作ってみたいものです。

さて、今年も夏場はグループでの公演や、屋外の公演が多くなります。シアトルの短い夏のお楽しみの一つとして、どうぞお時間のある折に、お立ち寄りくださいませ~


【夏の公演予定】

  • 6月26日(土)3:30-5:30 pm
    @ ArtXchange Gallery: 512 First Ave S.  Seattle, WA
    Seattle Butoh Festival 2015 / Informance (A Free Cross-Cultural Event)
    パイオニアスクエアの素敵なギャラリーにて、シアトル舞踏祭のご紹介をさせていただきます。
    https://www.facebook.com/events/107740932897896/

今年は、メキシコの舞踏家ディエゴ・ピニョン氏を迎えてのシアトル舞踏祭となります。
  • 7月17日,18日(金,土)8 pm
    @ Broadway Performance Hall, 1625 Broadway, Seattle
    シアトル舞踏祭: ディエゴ氏ソロ、DAIPANメンバーのグループ作品
    http://www.brownpapertickets.com/event/1352112
  • 7月19日(日)12~3 pm
    @ Kubota Garden 9817 55th Ave S, Seattle 98118
    窪田庭園での無料イベント
8月:
  • 8月1日(土)GALAANZA III, Art Street Fair
    @ Tashiro Kaplan Artist Lofts & Prefontaine Pl. 
  • 8月6日(木)『From Hiroshima to Hope』 @ Green Lake.
    灯籠流しの日に、川野ゆきよさんとのコラボレーションで、From Hiroshima To Hopeに参加させていただきます。メンバー募集しています!
  • 8月16日(日)2-5pm. Wondering and Wandering @ シアトル日本庭園
    Kugut Butohの企画による、恒例日本庭園でのイベント


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2015年6月4日木曜日

VOGUEイタリアにパフォーマンスの写真が掲載!?

しばらくブログ更新をお休みしておりました。
さて、今朝Facebook経由で、嬉しいお知らせが…。
先週のパフォーマンスで、写真家Jason Renekさんが撮影した私たちの写真が、VOGUEに載ったというのですよ。
Photo by Devilish - Photography by Jason Renek's photo.

おやまあ~。「どんな形で?Facebookで引用されたの、それとも彼らのWebで?」と問い合わせると、Vogue Photo イタリア版に掲載されたのだとか。このページは次々と更新されるので、まさしくフィーチャーされている瞬間は見られなかったのですが、過去の写真として載ってました。

「I Vogue It !」なんてボタンもありますので、もしかしてお気に召せば、押していってくださいませ~。

このイベント、「ILLUMINATA Nocturna」と称する、深夜のプライベート仮装パーティ。シアトル南のジョージタウンのスタジオにて開催されました。準備に会場入りすると、アイルランド風スカートをはいた男たちがいっぱいいたり、一癖も二癖もありそうな方々がたむろしています。皆さま、なんとも個性的。スタイリッシュとは縁遠いシアトルにも、こういう人たちが集まる場所・機会があるのですねえ。
photo by Angela Mousey
Photo by Devilish - Photography by Jason Renek's photo.
DJや映像、バーのほか、板張りのダンスフロアにてエアリアル(サーカスの空中演技のようなもの)や、スティルト(高足)、そして我々舞踏勢、さらに遅い時間には緊縛などが、場を楽しませるという趣向。夜の9時から、朝4時ごろまでやるらしい…
Photo by Paul Simons
この会場、ダンスフロア部分が吹き抜けになっていて、2階からも見ることが出来る。面白いアングルだよね。エアリアルを上から見るってのは確かに納得の構図だが、舞踏はどうなるのだろう…などと思っていた。

当日は気づかなかったのだが、Jasonさんはなんと、その2階から写真を撮っていたのだ。舞踏勢の一つ目の演目は、こんな感じに。
Photo by Devilish - Photography by Jason Renek's photo.
この写真だと、確かに上から撮っているというのが分かりますね。

さて、うちらの出番は午後11時半から。客も増えてきていい感じに乗ってきてます。
『不知火 Shiranui - World of Woe, the Pure Land』という演目


照明と加工で闇の中に浮かび上がるように見えますね。浮いてるんかい!? 


上から見てこうなってますので、実際は恐怖のV字腹筋酷使の振り付けであります。

当方の振り付けとしては珍しく、ほぼ全編二人がシンクロして動いています。「座敷童子Twins」とでも命名いたしましょうか。

全写真はこちらのリンクから。パラパラGIFでも作ってみると面白そうだ。


余談:パフォーマンスを終えて、控え室で「終わった~」と寛いでいたら、床を蜘蛛さんが横切っていく。踏み潰さないように、外に逃がそうか…としていると、舞台脇で見ていた仲間が、いわく
「いや~その蜘蛛、舞台に、いたんだよ。衣装についてきたんだね。
で、どうやって訓練したの? こいつ、あんたたちのパフォーマンスの間、舞台の一番前をゆっくりと一直線に渡っていってたんだよ~。凄いね」


またこの写真で、Jason Renekさんは、DList Magazineの「Photographer of the Year」にも本日ノミネートされたのだとか。嬉しいお知らせって続くものなのですね~

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