遅ればせながら、キャピタルヒルはVelocity Theatreでの「Valence」というイベントの紹介を。
2011年4月9日に開催されたこのイベント、第一部は、タンゴ、コンタクトインプロビゼーション、ベリーダンス、ノイズミュージック等など、第二部は暗黒舞踏という、ある種ごたまぜのショーをシアトル大学のジェシカさんがプロデュース。
いやはや、どんなパフォーマンスになるのか確信が無かったので、知り合いなどには特にお勧めしなかったのだが、結果的には大変に充実したパフォーマンスでありました。
今回のピースは、Alex、Vanessa、Helenと当方の4人。直前までコレオグラフィーを色々と作りこんで、むっちゃ複雑なピースとなりましたが、さすがにコアなメンバーのみでの構成、本番は見事な集中力と調和で、それぞれのシーンがかっきりと絵になる作品となったのではないかと思います。
動いているメインのパートの他、静止しているそれぞれがびしっと決まって、ある種数学的な配置の美学だったのではないかと…。
ことに、「いやあ、Butohを見たのは今回初めてなんだけど…」というお客様も多く居られて、その方々と言葉を交わせたのが嬉しかったのであります。
ただ、照明、暗すぎました。ドレスリハーサルのときに、「も少し明るく、中心じゃない人も暗いなりに見える程度に…。」と繰り返してお願いしたのですが…特にビデオだとまったく見えなくなっちゃうシーンもありますね。
"Climbing Down" by Danse Perdue (Vanessa, Alex, Helen, Kaoru); sound: Joy & Pete; video by benj cameron
Part 1: [21:10]
Part 2: [21:13]
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