シアトルでは数週間前に極寒の時期があって身体が慣れたのでしょうか、気温2℃でも何故か寒い気がしない。Highway 9を北上すると、濃霧の中へ突っ込む。いきなり幻想的な世界が出現します。
自分のヘッドライトのみが頼りの世界。
霧の中って、距離感覚や、時間感覚までもが、あやふやになっていく気がします。
古いチャペルにポインセチアの赤が映えて、この間までの紫(アドベント期間の典礼色)から一転して、華やかになっています。
ちなみに、教会暦で降誕節というと、12月25日から1月5日までのことを指します。昔の暦だと、日没が一日の始まりですから、実質24日の日没からですけどね。
日本みたいに25日が終わったら即飾り付けをしまうのではなく、1月6日のEpiphanyまでに片付けるのが習慣となっています。
真夜中の礼拝ってのは、かなりの非日常性を持つのでしょう、なんともいえない余韻があります。
さてさて、先週末、Winter Solsticeのパフォーマンスビデオをアップしましたので、こちらにも載せておきましょう。
千種さんとのコラボも、阿吽の呼吸となってまいりました!
この曲は、「みだれ」(あるいは「乱輪舌」とも書くらしい。格好いいわ~)、八橋検校の作ですので、17世紀の曲でしょうか。バロックにも通じる風格を感じます。
久々のTeatro de la Psychomachia公演でしたので、昔なじみのお客様方と会えたのも嬉しかったですわ。これにて本年度の公演納めでありました。
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