公演場所は、The Lovecraft Barというイワクありげなスペースです。薄暗がりに不思議な音が大音響で流れ、秘教めいた品々やら、魔方陣やら、蛇の骨格標本(!?)やら濃い世界です…。夜9時を過ぎた頃からぼつぼつ人が集まり始めて、まずは音楽演奏からスタート。その後、実験音楽とか、ちょいと秘密の儀式みたいなのとかあって、当方は遠方からのゲストなので一番人が多くなる最後の出番とのこと。
2階の楽屋から覗いた舞台設定の様子 |
深夜も過ぎたころ、始まってみれば、それまではバーのそれぞれの席で飲みながら見ていた観客が、しだいにフロアに座り込んで熱烈な視線を…。熱気むんむんでして(いやまあ、このShadow Flowerは老娼婦ってイメージなんですけれど)、舞踏でこういうノリになったってぇのも初めてだわ。
最後の場面はひたすら踊り狂って、終わったときの歓声にはびっくり。お辞儀をするたびに一緒に盛り上がるって最高ですわん。ポートランドの観客って凄い!
「ブラボー、アンコール!」って、をいをい、舞踏のアンコールって…それはどうしろと言うんじゃぁと内心皮肉りながらも、むふふ…ですよね。
舞踏自体は、私的には、まだまだ得心の行かない面も多かったのですが、聴衆のエネルギーと融けあって盛り上げていただいた舞台でありました。深謝。ポートランド、あなどれないわ。
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